ヒューズ特性は定格値以外も把握するべき
ヒューズとは、一定電流が流れると切断されることで、過電流を防止する部品です。ヒューズの特性として、何はともあれチェックしなければいけないのは、定格電流、つまり、何Aでヒューズが溶断するか。です。イルミネーション回路のヒューズは、定格電流は小さくても良いでしょうし、アンプにつなげる電源ラインともなると十分な定格電流値が必要です。  さて、上記に書いた定格電流ですが、これはあくまで目安の値でしかありません。一体どういった状況でヒューズが溶断されるのか。というのは定格電流以外の特性を細かく調べないとわかりません。溶断にかかわってくる特性値として、まず、温度が上げられます。ヒューズは電流が流れた際の熱で溶断されるため、周囲が高温時の場合、低温時に比べて、低い電流でも溶断してしまいます。自動車に置く以上、高温下に置くことも考えられるため、この高温特性についてはよく理解しておく必要があります。  その他、重要なものとして、溶断特性というものがあります。これは、許容量以上の電流を流した際の、ヒューズが溶断される時間との関係を表したものです。たとえば、5Aのヒューズがあった場合、1msといった短い時間であれば、5A以上の電流を流してもヒューズが溶断されることはありません。実際に溶断されるのは、もっと大電流を流した時になります。ごく短期間の電流を流した時に切れる電流の値をまとめたものを溶断特性と呼びます。この特性は、ヒューズメーカーや種類によって違うので注意が必要です。特に、エンジン始動時に大電流が流れるような電流ラインでは注意するべきでしょう。

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